佐賀の遺児をさがんもんで助け合おう

1997年に全国的に行われたあしなが育英会主催の「あしながガン遺児ウォーク6000」に、参加したメンバーが、「佐賀の遺児はさがんもんでささえんばね」を合言葉19986月に結成。
あしなが育英会の事業を佐賀より支援し、地域への貢献と温もり溢れるフィランソロピー(やさしい人間愛)社会の実現に向け、明日を担う遺児たちに元気とエールを送ることを目的としている。
会員は、一般社会人やあしなが育英会から奨学金を利用して学校に通う学生(以下、あしなが奨学生)のOB・OGなどで構成しており、全員がボランティアで活動を行っている。活動資金は、会員からの年会費、支援者からの寄付金、各種団体からの助成金を活動資金としている。
会の運営については、毎年1回会員総会を開催のうえ、2ヶ月に1度の定例会によって、活動内容を決定している。
活動の柱としては、「青少年の育成」と「自殺防止対策」を掲げ、具体的には①佐賀の遺児の支援(子ども達の居場所作り)➁あしなが学生募金活動の支援、③自殺防止への取り組み、④自死遺族を支える会“おあしす”の開催等を行っている。


あしなが育英会(親を病気・災害・自殺で亡くした子への奨学資金制度)の啓発活動 (親がいないこどもたちに進学への希望を持てるようにしてあげたい)

a. 各行事のPRをメディアを通して実施し、数多くの人に"あしなが育英会"の存在をPRする。
b. 講演等によるPR活動の実施

 

佐賀の遺児の精神面からの支援(まずは、第1歩踏み出す勇気を)

クリスマスパーティー、卒業を祝う会の開催
佐賀のつどい(屋外でのバーベキュー大会や、ボーリング等での交流会の実施)


あしなが学生募金、あしながPウォークなど、学生への支援

a.2回/年(春・秋)開催されるあしなが本部主催の学生募金活動の支援
(活動資金等の提供他リーダーの大奨生を側面から支援)


自殺防止への取り組み

a.1回/年シンポジウムの開催)
b.自殺防止対策協議会への参加
c.他のNPO団体と連携した取り組み


活動を通して願うこと

Ⅰ 子どもたちに希望を持ってもらうこと
Ⅱ 子どもたちに一歩踏み出す勇気をもってもらうこと
Ⅲ 子どもたちの笑顔を増やすこと
Ⅳ 出逢い・交流・学びの場を通して、数多くのことを感じて、学んでもらうこと
Ⅴ 多くの方にあしながのこと知ってもらうと
Ⅵ 寂しい・悲しい子どもを作らない社会づくりの必要性を考えてもらうこと
Ⅶ 自分の健康は自分でしっかり管理し、親であることの責任を持つこと
(自分自身を大切にすること、一人じゃないって感じてもらうこと)
Ⅷ ありがとう(感謝・理解)の気持ちの輪が拡がること
Ⅸ そっと肩を貸して上げられるやさしさを大切にすること
Ⅹ 一番身近な家族から大切に、そして安らぐ場所作りの大切さを感じてもらうこと